fit, suit, match, becomeなど「似合う」の語法【ネイティブと学ぶ語法シリーズ】

英語には「似合う」を表す単語が多く存在します。中にはかなりごちゃごちゃになっている人がいますね。今日はそんな「似合う」を表す単語fit, suit, match, becomeの違いをしっかりと学習しましょう。

fit: 「サイズがぴったりである」

fitはサイズがぴったり、という意味です、そうった意味では「似合う」とは少し違った意味の単語です。目的語になるのはサイズがぴったりとなる対象です。なので、目的語にくるのは「人」が多いですが、「場所」なども来ることができます。

example
(1) This yukata fits me perfectly.
「この浴衣は私にぴったりだ。」
 
(2) This furniture fits this room.
「この家具はこの部屋に(サイズの面で)ぴったりだ。」
 

suit, become: 「色や物が人・ものに合う」

suitとbecomeは「色や物が、人やものに合う」という意味です。becomeとsuitはほとんど同じ意味ですが、becomeの方がsuitより少し堅いです。主語には「物や色」が、目的語には「物や人」が来ます。

example
(3) Those shoes suit me perfectly.
「このくつは私に完全にあっている。」
 
(4) Blue suits you well
「青は君によく似合っているよ。」
 

ただし、suitには「(気候や食べ物が)適する」という意味があります。この意味でのsuitはbecomeには書き換えられないので注意してください。

example
(5) The climate here suits (× becomes ) me.
「ここの気候は私にあっている。」
 

match: 「2つのものの調和がとれている」

matchの意味は2つのものが色などの観点で調和しているという意味です。主語には「物」、目的語にも「物」が来ます。目的語に人は来ません。

example
(6) His tie matches his jacket well.
「彼のネクタイはジャケットによく合っている。」
 
bad example
(7) × He matches matches his jacket well.
 
(8) × His jacket matches him well.
 

なお、matchにはほかにも「組み合わせる」(マッチングサービスはこの意味から来ています)や「(技術などが)匹敵する」などの意味があり、これらの意味では人が目的語に来ることもあります。

example
(9) They are well matched when they play tennis.
「彼らはテニスをするときには、ほぼ互角だ。」
 
※「調和がとれている」の意味ではありません。
 

It looks good on you: 「似合っているね」

最後に、suitやmatchやfitや主語がとうとか目的語がどうとか、いろいろ考えるのが面倒だという人にはこの表現が便利です。「似合っている」という意味で、サイズや色などを全部ひっくるめて似合っていることを意味するので、とても使い勝手がいいイディオムです。前置詞がonを使うことには気を付けてください。

example
(10)
A: What do you think about my swimsuit?
「この水着、どう思う?」
 
B: It looks good on you.
「似合っているよ。」
 

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