「忘れる」を表すforgetとleave
「忘れる」と言えば、全部forgetだ! なんて思っていませんか? 実は日本語の「忘れる」にはforgetを使うときとleaveを使うときがあります。今日は、この2つの単語の使い分けを学びましょう!!
forgetとleave
この2つの単語の大きな違いですが、端的言うと、こんな感じです。
forget 原則として場所を指定しないで「忘れる」
leave 原則として場所を指定して「忘れる」
(ただし、leave behindの場合は場所がなくてもOKです。)
あくまでも原則なので、その通りにならないことも多いです。少し詳しく見てみましょう。
1. 場所の指定がない場合
場所の指定がない場合は、forgetを使ってください。
example
(1) Oh, I’ve forgotten my umbrella.
「ああ、傘忘れちゃった。」
(1) Oh, I’ve forgotten my umbrella.
「ああ、傘忘れちゃった。」
この文は以下のようにも書けます。
example
(2) Oh, I’ve left my umbrella behind.
「ああ、傘忘れちゃった。」
(2) Oh, I’ve left my umbrella behind.
「ああ、傘忘れちゃった。」
ただし、leaveだけでは少し変ですが、会話など文脈的にどこに置いてきたか明らかな場合、使えることもあります。
example
(3) △ Oh, I’ve left my umbrella.
「ああ、傘忘れちゃった。」
(3) △ Oh, I’ve left my umbrella.
「ああ、傘忘れちゃった。」
2. 場所の指定がある場合
場所を表す句がある場合は、leaveを使います。
example
(4) I left my umbrella on the train.
「電車の中に傘を忘れた。」
(4) I left my umbrella on the train.
「電車の中に傘を忘れた。」
ただし、最近では場所を表す句があっても、forgetを使うことも多いです。
example
(5) I forgot my umbrella on the train.
「電車の中に傘を忘れた。」
(5) I forgot my umbrella on the train.
「電車の中に傘を忘れた。」